趣味とスタイル
今日は久々撮影。
趣味で撮影をしていると、「いつ」「だれ」を「どこ」で「どんな風に」撮影するのか?これらが本当に自分の選択で決められたりします。もっとも柴咲コウを撮りたい!と思っても無理だし、ニューヨークのブロードウェイで撮りたい!と思っても無理なワケで、現実的には不可能な事も一杯あるワケだけど、基本的には全部自分で決められるワケなのです。
で、そんな趣味の撮影で、ちょっと思ったり悩んだりするのは、自分の好きな写真に持って行き過ぎちゃってるんじゃないかな?って思ったりすることなのであります。
撮影にある程度慣れてくると、自分の中でパターンが出来ちゃって、こう撮っておけばある程度の点数は取れる。なんてことにも繋がって、こうなるとどうしても自分の狭いイメージの枠の中でしか撮影できなくなってきちゃうのだと思います。
そもそも撮影ってのは(ちょっとカッコ良すぎだけど)モデルをやってくれる子と撮り手であるカメラマンのコラボレーションだと思っているのですが、カメラマンのスタイルを押しつけて撮影しちゃうと、モデルをやってくれる子の存在が薄くなってカメラマンの自己満足だけの撮影になっちゃう気がするのです。
こうなると撮影もブツ撮りと変わんなくなっちゃうワケで、ホントそんな撮影はイヤだなぁって常々思ってたりするワケなのです。なのに慣れれば慣れるほど限りなくブツ撮りに近くなっちゃうという矛盾。
もっともそれが許されちゃうのが趣味だし、趣味なんだから別にそれでも良いジャン。って言ってしまえばそれまでなのですが…
で、何故こんな事を考えて長々とこんな事を書き殴ってるかというと「今日撮影させて貰った女の子がスゴくスゴーく素敵なモデルさんだったから」なワケで、いやーきっと彼女はもっと違った写真が好きなんじゃないかなぁって、ずーっと思いながら撮影させて貰ってたワケで、そう思いながらそういう撮影に持って行けなかった自分にちょっと反省しつつ、色々考え込んじゃってるワケなのです、ハイ。
次回撮影させて貰える機会があれば、次こそはもっと良い写真撮りたいなぁ。なんて思いつつ、とりあえず、Yちゃんの写真を3枚アップ!